タウリン

タウリンとは

成分の中に硫黄を有する含硫アミノ酸の一種で、「アミノエタンスルホン酸」とも呼ばれています。
タウリンという名は、ラテン語の「taurus（雄牛）」に由来している言われています。

牡蠣やホタテ、たこやイカなどの食品に多く含まれ、植物には殆ど含まれていません。

諸外国では、サプリメントとして利用されることもありますが、日本では医薬品の区分となります。

体内でも生合成されますが、合成される量はわずかですので、食品からの摂取が望まれます。

タウリンの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

肝臓の働きを助けます。

胆汁酸の分泌を増やし、肝細胞の再生を促進することで、肝臓の働きをサポートします。
胆汁酸は、コレステロールを減少させる作用もありますので、生活習慣病の予防にも役立ちます。
また、肝臓内の中性脂肪を取り除く働きがあると言われており、脂肪肝の改善に期待されています。

疲労回復に役立ちます。

体内では、筋肉に多く含まれており、筋肉の働きを助けることで、疲労を軽減します。

タウリンの関連サイト

タウリンの有効性
臨床結果を元に、信頼性の高い情報が記載されており、タウリンの効果や副作用に関する情報が網羅されています。

その他

摂取量及び上限量は明確ではありません。

体に必要な分以上は、尿となって体外に排泄されるため、過剰摂取による副作用は現在報告されていません。