生活習慣病

私たちの生活と深く関わりがある生活習慣病は、食生活の乱れや運動不足などの原因により引き起こされると言われています。
予防や対策をしっかり学び、日々の健康に役立ててください。


生活習慣病とは

食生活や運動不足、喫煙や飲酒など、私たちの生活習慣と関係が大きい病気のことで、従来は「成人病」と呼ばれていました。

代表的な生活習慣病に、癌、心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)をはじめ、高血圧や脂質異常症(旧:高脂血症)、糖尿病などがあり、第一次予防としては、生活習慣の改善が必要と言われています。

生活習慣病とメタボリックシンドローム

糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病の殆どが、内臓脂肪型肥満が原因で発病することが分かり、内臓脂肪型肥満によって、生活習慣病が引き起こされやすくなった状態を「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」と呼ばれるようになりました。

現在までの健康診断では生活習慣病は発見しにくかったため、厚生労働省は、2008年4月から「特定健康診査」と呼ばれるメタボリックシンドロームに着目した健診を導入し、生活習慣病の早期発見を目指しています。

生活習慣病の種類

高血圧
自覚症状がほとんど無く、ある日突然、心臓病や脳卒中などの重大な病気を引き起こすため、サイレントキラーとも呼ばれています。
脂質異常症
中性脂肪やコレステロールの数値異常の病気で、自覚症状がほとんど無いため、高血圧と同様に、サイレントキラーと呼ばれています。
糖尿病
糖代謝の異常によって血液の中のブドウ糖が増えすぎてしまう病気で、様々な合併症を引き起こす危険性があります。
更年期障害
ホルモンの急激な減少で起こる更年期障害は、男性や更年期前の女性にも起こり、個人差はありますが、様々な不調が起こります。

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