ローズマリー

強力な抗酸化の効能を持つローズマリーは、アロマやコスメ化粧品、ハーブティーや料理用など使い方が様々です。育て方としては、挿し木からの栽培が簡単と言われています。


ローズマリーとは

地中海沿岸地方原産のシソ科マンネンロウ属の常緑性低木です。

ハーブの中でも、強い抗酸化力を持ち、血行を促進させることで知られています。
この働きから、コスメ化粧品やシャンプーなどのヘアケア製品に配合されることの多いハーブです。

14世紀のハンガリー女王が、ローズマリーの入った「ハンガリーウォーター」を化粧品や香水として使用して若さを保ったという話があるほどです。

アロマ効果としては、すっきりとした香りが脳を刺激し、記憶力や集中力を高めると言われています。
また、血行を良くするため、肩こりなどに効能を発揮します。

育て方としては、種から育てるのは難しく、挿し木からが簡単だと言われています。

ローズマリーの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

髪の健康を保ちます。
ローズマリーには、髪を健康に保ち、抜毛やフケを防ぐ効果があると言われています。
他のハーブと組み合わせにより、外用で円形脱毛症に有効性が示唆されています。
脳の活性化に役立ちます。
ローズマリーに含まれる「カルノシン酸」という成分には、脳の神経細胞が細胞死するのを防ぐ効能があると言われています。
そのため、アルツハイマー病やパーキンソン病などの予防にも役立つと言われています。

ローズマリーの関連サイト

ローズマリー - Wikipedia
種類や薬効などローズマリーに関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

副作用

経口で大量に摂取した場合の副作用として、重度の昏睡や痙攣、肺気腫などが報告されています。

その他

薄めていないローズマリーオイルを飲用するのは、重大な副作用を引き起こす可能性があると言われています。

妊娠中及び授乳中の使用は避けるように言われています。

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