ミネラルとは
美容や健康維持のために重要で、中でも、カルシウムや鉄分を含めた16種類のミネラルは、生きて行く上で欠かすことの出来ないとても大切な栄養素です。
主な役割は、体の化学反応を助けたり、体の構成成分としても活躍しています。
ミネラルの種類
16種類が必ず摂取しなくてはならないとされており、そのうち、体内で比較的多い7種類の主要ミネラルと、体内で比較的少ない9種類微量ミネラルに大別されています。
体内のミネラルのうち、最も多いのは骨の成分となるカルシウムとリンで、約80%を占めることがいわれています。
微量ミネラルも、体にとってとても大切で、不足すると様々な症状を招く恐れがあります。
主要ミネラル
- カルシウム
- 牛乳などの食品に多く含まれるカルシウムは、骨を作る大事なミネラルです。
- マグネシウム
- 海藻類などの食品に多く含まれマグネシウムは、便秘や偏頭痛の緩和に効果があります。
- リン
- 様々な食品に含まれているリンは、骨の成分となる重要なミネラルです。
- カリウム
- バナナなどの食品に多く含まれるカリウムは、高血圧の改善に期待されているミネラルです。
- ナトリウム
- いわゆる「塩分」であるナトリウムは、神経伝達や筋肉の収縮などの働きを持っています。
- 硫黄
- 温泉の成分として有名な硫黄は、髪や肌の健康を保つために大事なミネラルです。
- 塩素
- 食塩の主成分である塩素は、胃酸の成分となる大事なミネラルです。
微量ミネラル
- 亜鉛
- 牡蠣などの食品に多く含まれる亜鉛は、味覚障害の改善や美肌に大事なミネラルです。
- 鉄分
- プルーンなどの食べ物に多く含まれる鉄分は、貧血の予防や改善に大事なミネラルです。
- セレン(セレニウム)
- 人の発育と生殖に欠かせないセレンは、抗酸化作用やデトックス効果に期待されています。
- 銅
- レバーなどの食品に多く含まれいる銅は、貧血の予防や骨の強化に大事なミネラルです。
- クロム
- 糖質の代謝に重要なクロムは、インスリンの作用を増強させ、糖尿病の予防や改善に役立ちます。
- モリブデン
- 豆類・種実類などの食品に多く含まれているモリブデンは、老廃物である尿酸の代謝に大事です。
- ヨウ素
- 幼児の成長促進に欠かせないヨウ素は、髪や肌を美しく保つために大事なミネラルです。
- マンガン
- 「愛情ミネラル」とも呼ばれているマンガンは、不足すると、愛情志向が低下すると言われています。
- コバルト
- ビタミンB12の構成成分であるコバルトは、酸やアルカリに強い特質を持っています。
その他のミネラル
- MSM(メチルスルフォニルメタン)
- 有機硫黄化合物であるMSMは、関節などの健康を保つだけでなく美容にも役立ちます。
ミネラル関連サイト
【ミネラル専門情報サイト】
効果をはじめ、欠乏症や過剰症、多く含む食品まで、ミネラルに関する情報を幅広く紹介しています。
その他
ミネラルは、互いに協力して働いている物が多いので、単体で過剰に摂取することは避けましょう。
又、有効量と過剰量の差が少ないので、サプリメントで摂取する場合は目安量を絶対に超えないようにする必要があります。