スレオニン(トレオニン)

9種類ある必須アミノ酸の一つで、肌を作るセリンやグリシンなど他のアミノ酸の合成するときに欠かせません。
また、肝機能を高める働きなども報告されており、しっかりと補給したいところです。


スレオニンとは

必須アミノ酸の一つで、肝機能を高めたり成長を促す働きが認められています。

成人男性の要求量は体重1kg当り1日7mgといわれており、リジンに次いで不足しやすいアミノ酸です。

脂っぽい食事の食べ過ぎや、アルコールの飲み過ぎなどで肝臓に余計な脂肪が蓄積されるのを予防したり、穀類の栄養強化の際などに利用されています。

スレオニンの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

美肌に作用します。
他のアミノ酸と一緒に、肌のハリ、弾力成分であるコラーゲンやエラスチンなどを形成しています。また、肌の潤いを保つ成分であるアミノ酸のセリンやグリシンを合成する成分ともなります。
肝機能を高めます。
アルコールの飲みすぎや、脂っぽい食べ物の食べ過ぎなどで、肝臓に脂肪を着きにくくします。
また、逆に不足すると、食欲不振や成長障害を招く恐れがあります。

スレオニンの関連サイト

スレオニンの有効性・安全性
独立行政法人国立健康・栄養研究所が運営しているWebサイトで、スレオニンの有効性の臨床結果などの情報を発信しています。

その他

穀物などのたんぱく質にはあまり含まれていないアミノ酸です。卵、などの動物性タンパク質に多く含まれています。

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