βカロテン（ベータカロチン）

βカロテンとは

にんじんやほうれん草、春菊など緑黄色野菜に多く含まれる色素で、カロテノイドの１種です。
（カロテノイドとは、天然に存在する色素のことで、カロチノイドとも言います。）

また、プロビタミンAとも呼ばれ、体内においてビタミンAが不足した際に、必要に応じてビタミンAに変換されます。
（プロビタミンとは、体内でビタミンに変換される物質のことです。）

ビタミンAは脂溶性なので、体内に残留しやすく、摂取量に注意が必要ですが、βカロテンは必要な分だけビタミンAに変換されるので、安全性が高いと言われています。

βカロテンの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

抗酸化作用で健康を保ちます。

強力な抗酸化力を持つβカロテンは、細胞の酸化を防ぎ、老化や様々な疾病の予防に役立ちます。

ビタミンAの効能。

βカロテンは体内でビタミンAに変換されるため、肌や目の健康を保つために重要なビタミンAの効能を全て持っていると言えます。

βカロテンの関連サイト

βカロテンの効果
強力な抗酸化作用を持ち、健康な肌を作るβカロテンの効果や多く含まれる食品を紹介しています。また、ビタミンAについても解説しています。

β-カロテン - Wikipedia
分子構造やカロテノイドの種類などβカロテンに関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

その他

体内で必要な分だけビタミンAに変換されることから、過剰症は特に報告されていません。

ビタミンCやコエンザイムQ10など、他の抗酸化物質と同時に摂取することで、より抗酸化作用が高まります。