リノール酸

キャノーラ油やサラダ油などの食品に含まれているリノール酸は、アラキドン酸などの合成に大切な不飽和脂肪酸です。コレステロールを下げる働きに効果が期待されていますが、過剰摂取はアトピーを引き起こしやすくなると言われていますので、注意が必要です。


リノール酸とは

食品から摂取しなければいけない必須脂肪酸(不飽和脂肪酸)の1種です。
キャノーラ油やサラダ油、紅花油など、ほとんどの植物油に含まれています。

コレステロールを減少させる効果や、脂肪を分解する酵素の働きをサポートする役割などを持っています。 また、体内において、γ-リノレン酸やアラキドン酸の合成に大切です。

リノール酸の効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

コレステロールを減少させます。
リノール酸は、コレステロールの低下させる優れた働きを持っているため、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。

リノール酸の関連サイト

リノール酸 - Wikipedia
生理学や工業的用途などリノール酸に関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

その他

過剰摂取は悪玉コレステロールだけではなく、善玉コレステロールも減少させてしまいますので、摂取量に注意して下さい。
また、アトピーなどのアレルギー疾患が引き起こされやすくなると言われています。

n-6系脂肪酸は、EPAなどのn-3系脂肪酸との摂取バランス4:1を目安にして下さい。

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