ブルーベリー

美味しく、目の健康を保ち、家庭でも栽培できることから、多くの人から愛されている食品がブルーベリーです。また、ジャムやエキスなどとしても様々な料理レシピに用いられ、サプリメントも人気となっています。


ブルーベリーとは

日本で栽培されているブルーベリーは、ツヅキ科スノキ属に分類されている、北米原産の低木性果樹です。

その果実が美しい濃いブルー色になることから、ブルーベリーと呼ばれています。
成熟した果実は、濃い青紫色を呈し、アントシアニン色素と呼ばれています。

ブルーベリーの品種は、盛りだくさんですが、次の3種類が経済的に最も重要な品種だと言われています。

『ローブッシュ・ブルーベリー』
野生種で、アメリカ北東部諸州からカナダ東部諸州や北欧に広く自生しています。
収穫された果実は、選別後、殆どが冷凍果実にされて加工用、ジャム、ワインなどに広く用いられています。

『ハイブッシュ・ブルーベリー』
1908年米国農務省の博士によって、野生種からの品種改良が手がけらました。
寒冷地向きの品種で、日本では北海道や東北地方、長野県などに適し、多数の品種が育成されています。

『ラビットアイ・ブルーベリー』
アメリカ南部に自生しており、1925年にジョージア大学の研究者により野生種から選抜、育種が始まりました。
暖地向きの品種で、日本では西日本や九州に適しています。

ブルーベリーの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

目の健康を保ちます。
私たちの目の網膜には、ロドプシンという紫色の色素体があり、光の刺激を脳に伝えています。
しかし、ロドプシンは、目を使っていると、徐々に分解してしまいます。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、このロドプシンの再合成を促す働きがありますので、目の健康を保つ効果があります。
肌の老化を防ぎます。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、老化や病気の原因となり、免疫機能にまで異常をきたす、活性酸素を抑制または、消去する働きを持っています。
その為、美容にも効果があるされており人気です。

ブルーベリーの関連サイト

ブルーベリー - Wikipedia
栽培や利用用途などブルーベリーに関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

その他

ブルーベリーは、経済栽培だけでなく、家庭栽培としても楽しめます。
花がドウダンツヅジのようなつり鐘状の白色で美しい可憐な花で、 果実の美味しさはもちろん、秋には紅葉、まさに観賞価値のある小果樹です。

農薬を必要としない為、都会のベランダでも十分に楽しむことができます。

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