ウコン

ウコンとは

平安時代中期に中国から渡来したと言われているショウガ科に属する多年草植物で、様々な熱帯の国々で広く栽培されています。

ウコンには、春ウコンの他に、秋、紫、黒など様々種類がありますが、「ウコンの力」や一般的に香辛料として用いられるのは秋ウコンです。

また、サプリメントなどの健康食品として注目されるまでの間も、「ターメリック」と呼ばれる香辛料としてカレーなどのスパイスとして使用されていました。

ウコンの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

二日酔いを防止します。

ウコンに含まれる、色素成分の「クルクミン」には、胆汁の分泌を活性化させ、肝臓全体の働きを良くすると言われています。また、ウコンに含まれる精油成分も、胆汁の分泌を活性化に役立つと言われています。
胆汁は、悪酔いの原因となるアセトアルデヒドを排出する効果があると言われていますので、二日酔いの防止に役立ちます。

ウコンの関連サイト

ウコン - Wikipedia
安全性や有効性、副作用などウコンに関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

ウコンの解説。
健康食品やサプリメントとして人気のウコンの効果や摂取時の注意点などを紹介しています。

副作用

長期に渡り、過剰に摂取することで、消化管障害などが起こる場合があります。

その他

二日酔いの防止には、アセトアルデヒドを分解する役割を持つナイアシンを同時に摂取すると、効率的に効果が向上すると言われています。

（独）国立健康・栄養研究所において、秋ウコンは胃潰瘍または胃酸過多には使用してはならないとされています。