マンガン

ミネラルの1種で、抗酸化酵素の構成成分となり細胞膜を酸化から守る効果を持つマンガンの解説をしています。


マンガンとは

元素記号『Mn』と表す天然鉱物で、ミネラルの1つです。
マンガンは、岩石や土壌、淡水や海水など地球上に広く分布しており、体内に含まれている量は極わずかですが、生きていくために必要な様々な働きをしています。

「愛情ミネラル」とも呼ばれており、不足すると、愛情志向の低下だけではなく、性機能や妊娠能力も低下すると言われています。

マンガンの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

骨の石灰化に大切です。
骨の石灰化や、骨や関節を丈夫にするには、マンガンが補酵素となっている酵素が必要となり、成長期にはとても大切なミネラルと言われています。
不足すると、発育不全になる場合があります。
疲労を防ぎます。
マンガンは、糖質、脂質、タンパク質などの代謝に働く酵素の構成成分ですので、エネルギー作りに役立ち、疲労を防ぎます。

マンガンの関連サイト

マンガンの解説【ミネラル専門情報】
ミネラル全般を紹介しているサイトのマンガンに関するページです。効果や欠乏症などの解説をしています。

マンガン - Wikipedia
性質や用途などマンガンに関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

その他

不足については、まだ明確にはされていませんが、骨格異常、糖質の代謝障害、脂質代謝異常などを引き起こす場合があります。

通常の食生活の方は、マンガンの過剰摂取が問題となることは無いと言われています。

カルシウム亜鉛との併用により、閉経後の女性の背骨の減少を抑えたという報告がありますので、骨粗鬆症の予防にも効果があります。

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