ポリフェノール

赤ワインや緑茶、ブルーベリーなどに多く含まれるポリフェノールは、優れた抗酸化効果を持っています。
動脈硬化などの生活習慣病を予防し、様々な病気から体を守る働きがありますので、近年、特に注目されてます。


ポリフェノールとは

ポリフェノールとは、ポリ(たくさんの)フェノールという意味で、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシ基(ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香環に結合したヒドロキシ基)を持つ植物成分の総称です。

殆どの植物に含有されている、光合成によってできる植物の色素や苦味の成分です。
植物細胞の生成、活性化などを助ける働きを持っています。

また、植物にとって最大の敵である紫外線や、虫などの外敵から身を守る役割も持っています。

フランスの「フレンチ・パラドックス(フランスの逆説)」によって一躍有名となった成分で、特に、優れた抗酸化作用に注目が集まっています。

ポリフェノールの種類

ポリフェノールは、殆どの植物に含まれている苦味や渋味成分、色素のことで、現在のところ、その数は5000種類以上にも及ぶと言われています。
こちらでは、代表的なポリフェノールについて紹介しています。

レスベラトロール
近年、注目となっている赤ワインに含まれるレスベラトロールは、寿命を延ばす作用に期待されています。
カテキン
お茶(特に緑茶)に多く含まれているカテキンは、殺菌作用やダイエット効果にも期待されています。
アントシアニン
ブルーベリーやぶどうに多く含まれるアントシアニンは、目の健康に欠かせません。
大豆イソフラボン
大豆に多く含まれているイソフラボンは、エストロゲンとよく似た働きを持ち、女性に人気です。
クルクミン
ウコンに多く含まれているクルクミンは、二日酔いを予防する効果で人気です。

ポリフェノール関連サイト

【ポリフェノールの効果】やサプリメントの選び方。
話題の栄養素であるポリフェノールの素晴らしい効果や、種類、多く含む食品などポリフェノールに関する情報が満載です。

ポリフェノール - Wikipedia
概要や種類などポリフェノールに関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

その他

ポリフェノールの持つ抗酸化作用を活かす為には、他の抗酸化物質と同時に摂取しましょう。

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