アミノ酸とは
脂肪燃焼の効果からダイエットに役立つとして人気ですが、実は私たちの体(内臓、骨、筋肉など)を作っている、非常に大事な栄養素です。
そのため体を構成する20種類のアミノ酸は、ビタミンやミネラルよりも重要だと言われています。
アミノ酸の効果
- 美肌に大事です。
- 弾力とハリのあり、みずみずしく美しい肌のためには、天然の保湿成分が必要になりますが、この主成分がアミノ酸です。
また、コラーゲンなどを生成するためにもアミノ酸は必要となりますので、美肌に役立ちます。
- ダイエットや肥満の予防・改善に役立ちます。
- アミノ酸には、リパーゼ(脂肪分解酵素)を活性化させる働きがありますので、運動時に摂取することで、効果的なダイエットが出来ると言われています。
また、基礎代謝をUPさせるための筋肉を作るのもアミノ酸なのでダイエットに効果があると言われています。
- 筋肉の増強に役立ちます。
- 筋肉を作っているたんぱく質は、BCAAと呼ばれるロイシン、イソロイシン、バリンの3種類が元となっています。
筋力トレーニングは、筋肉細胞を一度破壊し、回復する時に、以前に増して強くなる習慣を利用しており、回復する時に、アミノ酸を多く摂取することで、効率よく筋力トレーニングが出来ます。
アミノ酸の関連サイト
アミノ酸の効果
体を作るために必要不可欠なアミノ酸の、様々な効果をわかりやすく解説しています。
必須アミノ酸
- ロイシン
- バリン・イソロイシンとともにBCAAと呼ばれるロイシンは、筋肉の増強に大切なアミノ酸です。
- バリン
- ロイシン・イソロイシンとともにBCAAと呼ばれるバリンは、筋肉の増強に大切なアミノ酸です。
- イソロイシン
- ロイシン・バリンとともにBCAAと呼ばれるイソロイシンは、筋肉の増強に大切なアミノ酸です。
- スレオニン
- 肝機能を高める働きを持つスレオニンは、肌を作る他のアミノ酸の合成に欠かせません。
- フェニルアラニン
- 脳内で働くフェニルアラニンは、うつ病など緩和に期待されています。
- ヒスチジン
- ヒスタミンの原料となるヒスチジンは、子供の成長には欠かすことができないアミノ酸です。
- メチオニン酸
- 肝機能の維持に大切なメリオニン酸は、毛髪の発育を促す効果に期待されています。
- トリプトファン
- 神経伝達物質を合成するときに不可欠なトリプトファンは、精神安定に大切なアミノ酸です。
- リジン
- アミノ酸の中でも最も不足しやすいリジンは、ヘルペス感染や成長障害の予防に役立ちます。
非必須アミノ酸
- アルギニン
- 成長ホルモンを促進させる効果を持つアルギニンは、生活習慣病の予防に期待されています。
- グリシン
- コラーゲンの生成に欠かすことのできないグリシンは、快適な睡眠を得る効果に注目されています。
- システイン
- 髪や皮膚、爪などの形成に大切なシステインは、美肌効果や育毛に期待されています。
- グルタミン
- 筋肉の分解を抑え、成長させるグルタミンは、免疫機能の維持や向上にも大切です。
- グルタミン酸
- 昆布のうまみ成分であるグルタミン酸は、脳機能の向上に大切なアミノ酸です。
- プロリン
- コラーゲンの生成に欠かせないプロリンは、ダイエットにも役立つアミノ酸です。
- アラニン
- 食品添加物としても使用されているアラニンは、肝機能の改善に大切なアミノ酸です。
その他のアミノ酸
- タウリン
- 含硫アミノ酸の一種であるタウリンは、肝臓の働きを助け、生活習慣病の予防に役立ちます。
- ギャバ
- 抑制系の神経伝達物質として働くギャバは、生活習慣病の予防にも役立ちます。
- シスチン
- システインが2分子結合したシスチンは、シミやそばかすを除去し、美白に役立ちます。
- テアニン
- お茶の旨み成分であるテアニンは、α波を増やし、リラックスやPMSの緩和に役立ちます。
- シトルリン
- スイカから発見されたシトルリンは、血管拡張作用により、美容や健康に役立ちます。
- オルニチン
- しじみに多く含まれるオルニチンは、二日酔いを予防し、肝機能の向上に役立ちます。