EPAを食品で摂取しよう。

EPAを多く含む食べ物から、過剰症や欠乏症まで幅広く情報を紹介しています。


■n−3系脂肪酸の目安量及び目標量(厚生労働省:食事摂取基準2010)

1日あたり 男性 女性
目標量(mg) 目標量(mg)
18〜29歳 2.1以上 1.8以上
30〜49歳 2.2以上 1.8以上
50〜69歳 2.4以上 2.1以上
70歳以上 2.2以上 1.8以上

目標量では、EPA及びDHAを1g/日以上摂取することが望ましいとされています。
妊婦は1.9mg、授乳婦は1.7mgの摂取が目安とされています。

■BEST20 EPAを多く含む食べ物・食品

食品100g当たりのEPA含有量(単位:mg)
1.あんこう(肝、生) 2300 6.大西洋さば(焼き・水煮) 1700 11.くろまぐろ(脂身、生) 1800 16.大西洋さけ(焼き) 1100
2.やつめうなぎ(干し) 2200 7.しめさば 1600 12.みなみまぐろ(脂身、生) 1700 17.さんま(みりん干し) 1100
3.くじら(うねす、生) 2200 8.きちじ(生) 1500 13.あまのり(焼き) 1200 18.ぶり(成魚、焼き) 1000
4.しろさけ(筋子) 2100 9.まいわし(生干し) 1400 14.片口いわし(生) 1200 19.はまち(生) 980
5.あゆ(内臓、焼き) 1800 10.にしん(開き干し) 1400 15.ぼら(からすみ) 1100 20.たちうお(生) 970

※調味料関係や、普段あまり食卓に並ばないと思われるものは、除かせていただいてます。

■EPAの効果

■EPAを摂取する際のポイントや注意点
ポイント
同じn−3系脂肪酸であるDHAと同時に摂取することで、より効果的に働くとされています。
注意点
大型魚は水銀が蓄積されている事がありますので、特に妊娠中などは摂取量に注意して下さい。
EPAは酸化されやすく、時間がたつと働きが落ちる場合があります。
■欠乏症や過剰症
欠乏症
特に報告等はありませんが、現代人の食生活は、コレステロールや中性脂肪が増加する傾向にありますので、意識して摂取することが大切です。
過剰症
1日3g以上の摂取で、凝血能が低下し出血傾向が起こる場合があります。
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