ビタミンB1を食品で摂取しよう。

ビタミンB1を多く含む食べ物から、過剰症や欠乏症まで幅広く情報を紹介しています。


■ビタミンB1の目安量及び上限量(厚生労働省:食事摂取基準2010)

1日あたり 男性 女性
推奨量(mg) 上限量(mg) 推奨量(mg) 上限量(mg)
18〜29歳 1.4 1.1
30〜49歳 1.4 1.1
50〜69歳 1.3 1.1
70歳以上 1.2 0.9

妊婦初期は+0.0mg、妊婦中期は+0.1mg、妊婦末期は+0.2mg、授乳婦は+0.2mgが推奨されています。

■BEST20 ビタミンB1を多く含む食べ物・食品

食品100g当たりのビタミンB1含有量(単位:mg)
1.小麦胚芽 1.82 6.まいたけ(乾燥) 1.24 11.大豆(全粒、乾燥) 0.88 16.きな粉 0.76
2.ひまわり(フライ) 1.72 7.豚(ヒレ、生) 1.22 12.プラジルナッツ(フライ) 0.88 17.うなぎ(かば焼) 0.75
3.けし(乾燥) 1.61 8.あまのり(干し) 1.21 13.落花生(乾燥) 0.85 18.菊のり 0.73
4.即席めん類 1.46 9.すっぽん(肉、生) 0.91 14.利尻昆布(素干し) 0.8 19.えんどう(全粒、乾燥) 0.72
5.ごま(剥き) 1.25 10.あおのり(素干し) 0.89 15.たらこ(焼き) 0.77 20.紅花いんげん(乾燥) 0.67

※調味料関係や、普段あまり食卓に並ばないと思われるものは、除かせていただいてます。

■ビタミンB1の効果

■ビタミンB1を摂取する際のポイントや注意点
ポイント
ビタミンB1はビタミンB群の1種であり、他のビタミンB群とバランス良く摂取することで、非常に効率よく効果を発揮します。
ニンニクと一緒に摂る事で、吸収率を上げる事が出来ます。
注意点
清涼飲料水や甘い物、アルコールなどを多量にとると、糖質の代謝が過度に行われてしまい、一時的なビタミンB1欠乏症になる場合があります。
■欠乏症や過剰症
欠乏症
ビタミンB1が不足すると、糖質を主なエネルギー源としている神経や脳に影響が現れたり、脚気やウェルニッケ脳症など起こる場合があります。
過剰症
ビタミンB1は、過剰分は尿中に排泄される為、重度の副作用の報告はありません。
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